また横浜市では、電力会社が新しく発電所を作ろうとしたが、土地が見付からなかったので、市内に建てる予定の十七階の住宅の地下に、発電所を作って電気を起こしているそうである。
地下で生活すると、人間の体や精神にどんな影響があるかということも、よく考えなければならない。地下生活のために起こる精神的な問題を和らげるために、音楽や、虫の声などの自然の音を流すことも研究しているという。
地下生活では、傘もいらなくなるし、雪で交通がとまることもないだろうから、仕事の能率は上がるかもしれない。しかし、地下では自然に親しむことができない。小さい子供を育てているときなど、太陽に当てることが必要だし、老人にも地下は適当ではないだろう。おそらく、将来、小さい子供や老人だけ地上にいて、働く人は地下にいるという時代が来るかもしれない。